【初心者必見】ドローンを操縦する前に必ず知っておくべきポイント3

みなさんはドローンを操縦したことがありますか?
すでに操縦したことがある方ならご存じかと思いますが、ドローンの操縦の際には守るべきルールがあります。

知らない方も知っている方も、ドローンを操縦する前に知っておくべきポイントを、3つにまとめましたのでご紹介いたします。

この記事を書いている僕は、ドローンの有志団体の活動ブログを執筆して1年になります。
そんな私が解説します。

ドローンの魅力

ドローンとは

そもそもドローンとは「無人航空機」のことを言います。
となると、ラジコンとどう違うのかと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
わたしもドローンに初めて触れたときは、ラジコンにカメラが付いたものだと思っていました。
しかしドローンとラジコンには明確な違いがあり、それは商標登録されているかどうかです。

ドローンは先に述べた通り、無人航空機全般のことで広い意味で使われます。
一方、ラジコンとは、増田屋コーポレーションという企業が商標登録した名称のことを言うのです。
性能や種類の違いは他にもありますが、ドローンとラジコンは絆創膏とバンドエイドの違いのようなものかもしれませんね笑

ドローンの魅力

ドローンの魅力はたくさんありますが、その中でも一つ上げるとすれば汎用性でしょうか。
ドローン(航空機)での撮影を空撮と言いますが、この空撮が主用途だと思われがちです。
よくテレビでも、空撮動画を見かけることがあると思います。
しかしドローンは空撮だけでなく、物資の運搬や農薬散布といった産業・農業に使えるドローンや、GPSやカメラを駆使した遊びなどにも使えるドローンがあります。

趣味にも仕事にも活用ができ、今後の未来を見据えて今も発展し続けているドローンは様々な可能性を秘めているとわたしは思います。

ドローンの種類

ドローン業界のメーカーとしては、世界的に見ても中国のDJI社が最も有名です。
開発数も多く、種類も豊富です。
具体的な種類を挙げればキリがありませんので、今回は大きく4つ分けてご紹介いたします。

・産業用ドローン
物資の運搬、農薬散布、設備の点検、建築現場の空撮、水中探査 などが主な用途ですが、これからさらに増えてくるでしょう。
物資の運搬に関しては、現状2021年1月時点では法律的に山間部や離島しか運搬できませんが、2022年には都市部への運搬も予定されています。(経済産業省:空の産業革命に向けたロードマップ より)

・空撮用ドローン
写真や動画の撮影に特化したドローンで、高画質、ブレ防止、ズームなどの機能を搭載しています。
カメラの高性能化だけでなく、飛行性能も高度化することで様々なニーズに対応することが出来ます。

・レース用ドローン
ドローン同士のレースに使われ、操縦性や速度がポイントとなるドローンです。
空撮機能も備わっている機体が大半なので、よりダイナミックな映像も撮影することが出来ます。

・トイドローン、マイクロドローン
小型のドローンで、200g未満をトイドローン、100g未満をマイクロドローンと言います。
価格も安価なので、初心者はまずこのドローンから始めることをおすすめします。
もし購入する場合は、ドローン専門店や大型家電量販店だけでなく、amazonなどのネットショップからでも購入できます。
有名なトイドローンとしてはRyze Tech社のTELLOが非常に魅力的ですね。
なんとスマートフォンVRに対応しているんです!

ドローンに関する規制・ルール

車を運転するときにも、道路交通法といったものがありますよね。
もちろんドローンを操縦するときにも気を付けておくべき規制・ルールがあります。
ただこの規制・ルールが適用されるドローンには2パターンあり、ドローンの機体重量が200g以上か未満かで異なります。

200g以上のドローンに対する規制・ルール

200g以上のドローンは、航空法の対象となります。
航空法とは、国土交通省が定める航空機を安全かつ問題が起こらないように航空するための法律です。
つまりこの法律に則って、200g以上のドローンを操縦する前に国土交通省の許可証及び所有者登録が必要となります。
詳細については国土交通省のホームページからご確認ください。
航空:無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール – 国土交通省

また、ドローンを操縦するエリア・場所についても注意が必要です。
勝手に他人の土地でドローンを操縦することはよくないことだと分かりそうですが、警察庁が「小型無人機等飛行禁止法」というものを定めています。
どんな場所においてもドローン操縦の際には、ドローンを飛ばしてよい場所なのかを必ず確認しましょう。
詳細については警察庁のホームページからご確認ください。
小型無人機等飛行禁止法関係|警察庁Webサイト

200g未満のドローンに対する規制・ルール

200g未満のドローンは航空法の対象外となるため、国土交通省への申請登録等は不要です。
しかし先ほど述べた「小型無人機等飛行禁止法」は対象となるので、どこでも飛ばしてもよいわけではありません。
また電波法というものもあり、FPV(First Person View:一人称視点)操縦を行なう際は注意が必要です。
FPV操縦には、通常の周波数2.4GHz帯ではなく5.8GHz帯を使用するため、アマチュア無線免許4級の資格取得が必要となります。
この際、コントローラーに技術者適合者マークを付けておくことも気を付けてください。

ドローン操縦の免許・資格

ドローンを操縦する際の規制やルールはご理解頂けたと思いますが、操縦に免許や資格は必要なのでしょうか?
答えはNOです。
しかし、ドローンの免許や資格は存在しています。
実はこれらの免許や資格は仕事に活かす場合に必要となるため、趣味などでドローンを操縦するうえでは不要なのです。

ちゃんとドローン操縦を学びたい!仕事にしたい!
と思っている方には、ドローンスクールをおすすめします。
ドローンについて基礎からしっかり学ぶことができ、資格取得までフォローしてくれるスクールがほとんどです。
もちろん資格取得には検定を受けて合格する必要がありますが。

まとめ

いかがだったでしょうか?
ドローンを操縦する前に必ず知っておくべきことはたくさんあります。
抑えるべきポイントを抑えたら、あとはドローンを飛ばすのみです。
実際にドローンを操縦することで味わえる魅力を、ぜひとも堪能してみてくださいね!

この記事を書いた人

込山コミコミ

友人のお誘いでドローンに興味を持ち始めました。
今ではドローンの有志団体の活動ブログも執筆しています。