ドローンの操縦には資格が必要?資格の種類と必須条件をご紹介

車を運転するときは免許が必要なのはみなさんご存じですよね。
それではドローンを操縦するときは、資格は必要なのでしょうか?

結論、特定の場合を除いて不要です。
しかし、ドローンに関する資格を持っている方はたくさんいらっしゃいます。

一体なぜ、ドローンに関する資格があるのでしょうか?
そもそもどんな資格があるのでしょうか?
そういった疑問を解決すべく、今回は資格の種類や、どんなときに資格が必要なのかをご紹介いたします。

この記事を書いている私は、ドローンの有志団体の活動ブログを執筆して1年になります。
そんな私が解説します。

ドローンの操縦に資格は必要?

冒頭でもお伝えしましたが、ドローンの操縦の際に資格は特定の場合を除いて不要です。
この”特定の場合”というのは記事後半でご紹介いたします。

ドローンをこれから始めたいと思っている方が気を付けるべき点は、資格よりもむしろ、法律を守っているかどうかを確認することです。
ドローンの機体の重量やドローンを飛ばす地域によっても法律が変わるので、詳しくはコチラをご覧ください。

なぜ資格があるの?

そもそも資格の必要性は何でしょうか。

例えば建築業界でよく耳にする「建築士」においては、設計や工事監査が出来る建築物の範囲に影響します。
「二級建築士」の場合、建築物の範囲(建築物の構造、高さ、延べ面積 等)は一定の数字のものと限られていますが、「一級建築士」の場合はそういった制限がありません。
それ以前に「建築士」の資格がなければ、建築の設計や工事監査ができないのです。

一方、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)といった資格は、この資格がなければできない仕事や業務は原則ありません
 ※会社内のルールや規則等で決まっている場合は除きます。
しかしこの資格を持っているだけで、「この人はマイクロソフトのオフィスに関してのスキルがある」という証明になります。
つまり転職や就職時には有利になりますし、資格を取るための過程で学べる知識がそのまま仕事も活きることもあります。

このように、仕事をする上で必要な資格もあれば、あると便利な資格もあります。
ドローンに関する資格は、2021年7月時点では後者です。
ドローンによる空撮を仕事としている人はいますが、特定の資格がなければならないという訳ではありません。
 ※仕事内容にもよります。
資格があると信頼度はあるため、仕事を受けやすいといったメリットがあるかもしれません。

ドローンの資格には何があるの?

ドローンに関する資格はたくさんありますが、2021年7月現在は「民間の団体や企業が独自で設けている認定資格」のみです。

具体的な団体や企業では、コチラが挙げられます。
・DJI
・JUIDA
・DPA
・ドローン検定協会

それぞれどういった資格があるのかご紹介いたします。

DJI(DJI JAPAN株式会社)

中国のドローンメーカーであり、ドローン企業といえばDJIと言っても過言ではない企業です。
DJI CAMPという資格で、3つのレベルに分かれています。
「DJI」自体が有名であるため、この資格を持っているだけでドローン操縦への信頼は獲得できるでしょう。
他にも、国土交通省へのドローン飛行許可申請が有利になったり、DJI JAPANが取り扱うDJI賠償責任保険が約10%割引になったりといったメリットがあります。

DJIについてはコチラで紹介しておりますので、ぜひご一読ください。

JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)

JUIDAが提供する資格は
・無人航空機操縦技能証明証
・無人航空機安全運航管理者証明証
の2種類があります。

「無人航空機操縦技能証明証」の取得後、飛行業務経験や安全運行管理の知識を習得すること、「無人航空機安全運航管理者証明証」を取得することができます。

これら資格を取得するためのJUIDA認定スクールは、全国に239校(2021年5月時点)あるため、自分にとって学びやすい環境を選びましょう。
スクールによっては泊まり込みの場合もありますので、スクール選びの際にはご注意ください。

お申込みはコチラから。

DPA(一般社団法人ドローン操縦士協会)

ディーパと読むこの団体は、日本で最も早い2017年6月から資格認定の事業をスタートしました。
認定資格の種類は
・ドローン操縦士回転翼3級
・ドローン操縦士回転翼3級インストラクター資格
に分かれており、操縦士資格は初心者向け、インストラクター資格は上級者向けとなっています。
現在はこの2種類ですが、「3級」と記載があるため、おそらくこれから「2級」「1級」と増えていくのではないでしょうか。

お申込みはコチラから。

ドローン検定協会(ドローン検定協会 株式会社)

ドローン検定協会では、座学で正しい知識を身に付けることを目的としています。
ドローン検定(無人航空従事者試験)に合格することで、
「無人航空機に関する飛行履歴・知識・能力を有することの証明書」
を取得することができます。

この証明書があると様々なメリットがあり、詳細はコチラをご覧ください。

4級~1級まで分かれており、ご自分のレベルに合わせてチャレンジしやすくなっています。
2021年6月1日時点での各合格者は下記の通りです。
1級:3,238人
2級:5,996人
3級:24,006人
4級:1,346人

ドローンレースをするなら「アマチュア無線4級」を

ドローンを操縦する際には”特定の場合を除いて”資格は不要とお伝えさせて頂きました。
この”特定の場合”とは、ドローンレースを行なう場合です。

具体的には、5.8GHz対応のゴーグルを装着してFPV(一人称視点)でドローンを操縦する場合となります。

通常のドローンは2.4GHzの周波数帯を用いているのですが、FPVや一部の海外メーカーのドローンは5.8GHzの周波数帯を用いており、その場合には「アマチュア無線4級」が必要です。
FPVは通常の空撮とは違い、リアルタイムの電波の送受信が必要なため、高い周波数が必要となります。

「アマチュア無線4級」は正式名は「第四級アマチュア無線技士」といい、国家資格となっています。
コチラから確認できますので、ドローンレースやFPVを楽しみたいと思ってい方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

最後に

資格がなくても、誰でもドローンは操縦可能ということが分かったかと思います。
もちろんドローンの機体やドローンを飛ばす環境によっては注意が必要です。
FPVでドローンを飛ばす際にも「アマチュア無線4級」は必要です。

ドローンを通して仕事に就きたい方や知識を深めたいと思っている方は、ぜひ資格取得にチャンレジしてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

込山コミコミ

友人のお誘いでドローンに興味を持ち始めました。
今ではドローンの有志団体の活動ブログも執筆しています。