鉄道模型の販売メーカーは数多くありますが、みなさんは東京マルイの鉄道模型をご存じでしょうか?
【東京マルイ公式HP】
実質的には、国内で3番目のZゲージ販売メーカーであり、「PRO Z」というブランドを展開していました。
また、東京マルイから販売されていた「完成ジオラマコース」が圧倒的な人気を誇っています。
【東京マルイ公式YouTubeチャンネル】
精巧に造られた車輌の美しさ、ジオラマとしてセット売りなど、他社にない新しい鉄道模型の販売戦略で一戦を画すメーカーでもありました。
そこで今回は、鉄道模型を愛して12年の私が、東京マルイの鉄道模型の魅力を解説します。
1.鉄道模型の東京マルイとは?
東京マルイは、東京に本社を構える玩具メーカーであり、現在では主にエアソフトガンの製造販売に力を入れています。
【東京マルイ公式webショップ】
もともとは食玩を製作する会社ではありましたが、日本型のZゲージをNゲージのレベルまで引き上げたことでも定評があります。
2007年より鉄道模型の販売が開始されており、第一弾としてラインナップされた商品には、EF65形500番台と20系寝台客車、山手線E231系500番台などがありました。
機関車を除いて全車輌にLED常点灯方式の室内灯が標準装備されているのは嬉しい限りです。
こういった細部にまでこだわり、消費者のニーズに応えたラインナップが人気の秘訣でもあります。
平成21年には、E231総武線と常磐線、そして翌年には209系京浜東北線と京葉線が発売されており、これら色違いを編成して並べることで、壮大なスケールのジオラマを作り上げることも可能となります。
自分の手で好きな景色を創造することができ、自由にレイアウト作りが楽しめるのが魅力です。
2.東京マルイの鉄道模型をご紹介します!
東京マルイの展開していた「PRO Z」では、他社では見られない特徴がたくさんあります。
たとえば、鉄道模型を完成品としてのレイアウトで販売する、また前述したように全車輌に常時点灯室内灯が標準装備されている点です。
さらに、最大の特徴と言えば、Zゲージでありながら、Nゲージのレベルに匹敵する完成度を誇っているところでしょう。
ここで一部ではありますが、東京マルイの鉄道模型をご覧ください。
【PROZ EF65ブルートレイン7両セット 富士 仕様】
「富士」仕様で製造されたEF65ブルートレイン7両セットです。
すでにオプションとして別売り対応されていた「ヘッドマークセット」、EF65のヘッドマーク、ナハネフ、オハネフ、カニの電光サインを富士仕様としました。
見事なまでに作り上げられた車輌は、まさに本物を思わせるかのような再現度の高さを誇っています。
【Zゲージ 1/220 PROZ 山手線4両&レール エントリーセット)東京マルイ TOKYO MARUI】
こちらのエントリーセットについては、誰でも気軽に鉄道模型デビューができることでも好評だった車輌とレールがセットになった入門者用パッケージです。
ライト類はもちろんすべてがLEDで搭載されており、走行中だけでなく停車時もヘッドライトの明るさがキープできます。
【209-500系 通勤形 (京浜東北線) (基本・7両セット)】
ご存じの方も多いとは思いますが、209系500番台については、総武線で103系の置き換え用として営業を開始しました。
その後は、京浜東北線や京葉線でも活躍しており、すべての路線で活躍しています。
こちらのシリーズでもLEDライトが標準装備されており、ヘッドライトは明るさを変えずにキープすることが可能です。
車輌の再現度も高く、コレクションのひとつに加えておきたい一品です。
まとめ
今回は、国内で3番目のZゲージメーカーである東京マルイの鉄道模型の魅力を解説しました。
完成ジオラマコースについては、今でも中古市場で高い評価を得ており、高い値段で売却できる可能性が高いです。
商品の状態次第では、数万円の値が付くことも珍しくなく、取扱説明書や付属品がフルセットの場合はより高額売却が狙えます。
プロモデラーズでは、東京マルイを始め、TOMIX(トミックス)やKATO(カトー)の鉄道模型も取り扱っております。
「高く売れるかな?」と少しでも気になった方は、ぜひプロモデラーズへのご掲載を検討してみてはいかがでしょうか?