大人もハマる!ラジコンの魅力と楽しむポイント基本編④仲間と楽しむ

1人でラジコンをいじっていても張り合いがない、セッティングや走行のテクニックを情報交換したい…そんなことってありませんか?ラジコンはゴルフや野球といったメジャーな趣味とは違い、職場や学校などで簡単に仲間が見つかるわけではありません。どこで仲間を見つけていいのかわからないというビギナーも多いでしょう

一方で仲間は欲しいけどライトに付き合いたい、いつもべったりでラジコンを楽しむのはおっくうなのも偽らざる本音です。

そもそもビギナーでは、仲間作りの意味が理解しづらいのかもしれません。

この記事を書いている私は、ラジコン歴が16年、最初はたった一人で始めましたが、今では全国に100人を超える仲間がいます。この私が、今回は、仲間作りの意味を知ってもらうと同時に、SNSやイベントを通じた仲間づくりのノウハウについて紹介します。

「身近に仲間がいなくても」大丈夫な理由

「身近に仲間がいない」と悩むビギナーのみなさんも、心配いりません。ラジコンメーカーやショップは、情報交換や仲間づくりの場としてさまざまなSNS(ソーシャルネットワーク)を提供、ラジコン好き同士の交流を促しています。

この章では、具体的なSNSサイトの中からおすすめをいくつか紹介します

#タミヤRCガレージ

ラジコンの楽しみ方はいじる・走らせる・タイムを争うなどさまざまです。トップメーカー・タミヤが提供する「SNSでEnjoy!タミヤRC」は、だれでも参加できる動画配信コーナーやツイッターなど豊富なコンテンツを用意しています。

コンテンツの1つ「#タミヤRCガレージ」は、車種や年代にかかわらずタミヤの愛車を披露しあうコーナーです。投稿内容は自由、こだわりのサスペンションセッティング、ボディペイント、丹精をこめて仕上げたカスタムカーなどさまざまで、その発想や工夫には驚かされます。

まずはフォロワーとして投稿ツイートにコメントや「いいね」を入れたり、リツイートで話の輪を広げ、フォロワー同士の輪を拡げましょう。慣れてきたら、次は自らツイートしたり、画・動画投稿を通じて情報発信していきましょう。

#タミヤRCハイテク講座(Twitter)

ツイッターを通じて、ラジコンを組み立てる・セッティングする・走らせる・競うなどなど、みんなが知らない豆知識をフォロワー同士で共有します。

「ポリカボディ補強用を使う時は垂れないように使い古しの歯ブラシを使おう」

「タミヤの組み立てキットについてくる板レンチは使いにくくないか?」

「ラジコンをおしゃれに飾りたくてS字ハンガーを使ってみた(ハイテクか?)」

などなど、マニアックでちょっと風変わりな話題で盛り上がっています。さあ、みなさんもぜひ参戦しましょう。

SNSの参加者は歴戦のつわものも多いですが、みんなラジコン好きの仲間です。ビギナーのみなさんも積極的にSNSを活用しましょう。きっと、快く受け入れてくれますよ。

「リアルな仲間が欲しい」悩みも解決できる理由

「SNSの仲間だけでは満足できない、リアルにラジコンをともに楽しみたい」そんなビギナーのみなさんも心配いりません。

メーカーやショップが体験走行・組み立て教室・初心者むけレースや走行会といったイベント開催を通じ、交流の場を提供しています。

ビギナーむけラジコン走行体験

模型メーカーのタミヤはサーキット場を開放して、走行会を開催しています。ジュニアデーには小学生や女性、ビギナーズデーには初心者の方も参加可能です。ジュニアデー・ビギナーズデーへの参加はエントリーモデル(540モーターを搭載したタミヤカー)に限られ、安心した走行が楽しめます。

タミヤサーキットのアクセスやお知らせ

開催カレンダー

タミヤRCカーフェスティバル

レンタルマシンも用意されており、手ぶらで出かけてもラジコンを楽しめる体験型イベントです。

ゲームや巨大ダンプトラックの体験走行など、楽しい催し物を数多く開催しています。

詳細および日程

ビギナーのみなさんも、積極的にイベントを活用しリアルな交流の輪を拡げましょう。

ラジコンにおいて仲間づくりが大切な理由

ここまでSNSやリアルな場でのラジコン仲間づくりを紹介してきましたが、なぜ仲間は大切なのでしょうか。

なぜならば、ラジコンの楽しみを分かち合えるから、そして、テクニックや知識を双方向で学べるからです。

ラジコンの世界はマニアックで独特の技法や用語にあふれており、画像や動画を一方的に見ただけでは、表面的なロジックはわかっても「コツ」の理解は難しいのです。

だからこそ仲間の存在は大きく、例えばセッティングにおける駆動輪のグリップ力向上に欠かせないコツを、実際にやってみせながら教えてくれます。

ビギナーのみなさんも仲間づくりの大切さを理解し、イベントを交流のきっかけとして積極的に活用しましょう。

■まとめ

ラジコンの奥深さを知りそして楽しさを感じるために、仲間づくりは欠かせません。今回紹介したSNSやイベントが、みなさんのラジコン仲間づくりに少しでも役立てば幸いです。

この記事を書いた人

たきたちゃん